日々精力的に研究・フィールドワーク・執筆・学生指導・祈り・猫をモフることに励む伊藤耕一郎氏。
その広大な研究範囲と対象へのアプローチの特異性は「なぜ?」を放置しないことにあるのではないかと艦長は感じています。
今回の講演会では、氏の著作「霊とマスク」を題材に裏表なくお話いただきます。
良い意味でアカデミックな堅苦しさとは無縁の講演会です。
ぜひ氏のお話に耳を傾け、疑問をそのままにせず、感じたことをツッコミ、楽しんでください。
言葉の意味はあっという間に変わるものです。クラスターとはもともと群れや集団、房などを指す言葉だったはずだったのにこの3年で特定の感染症群を指す言葉になってしまいました。
この「群れ」を出さないように様々な組織がガイドラインを守り必死だったかと思います。
しかし、実際のところ規律を守っていても「群れ」は発生しました。逆に規律などなかったかのように振舞っていたのに一切「群れ」の発生を確認できなかった組織もありました。
「何か公の定めた規則とは違う法則が存在するのでは?」
その小さな疑問から講演者は薬学・遺伝子・細菌感染症を専門とする自然科学者たちと2年に渡りデータ収集と分析を行い公開することにしたのです。
と、大げさに書いて聞いてみたら「そんなん知ってる当たり前」と笑われそうですが、その「知っていること」をどうやって証明するのかは意外と大変だったのです。
バリバリ文系の講演者1人対ガチガチの理系2人。考え方もジョーシキも違う2人とのドタバタ劇の中、どうやってここまでこぎつけたのかの内情を明かしてしまいますっ!
*日時:6月11日11時~14時(目安)
*申し込み期日:6月7日
*参加費:2,000円+結び月さんのマクロビお弁当1,300円
*定員:3名から開催/20人まで
*講演内容は変更になることがあります
(略歴)
伊藤耕一郎(イトウコウイチロウ)
1971年生
宗教学者 専門:スピリチュアリティ
博士(文学)関西大学
一般財団法人スピリチュアリティ・リサーチセンター
研究員・理事
関西大学非常勤講師
市民講座講師
©️2022 宇宙図書艦Hull_Terrace